2015年11月3日、さいたま市岩槻区の「城下町将軍鷹狩り行列」の総合演出をしてきました。
この鷹狩り行列は一昨年より始まったもので、今年で3年目です。そもそも、なぜ岩槻で鷹狩りなんだろうかとお思いでしょうが、私も最初に話を持ち掛けられたときは意外に思いました。ところが、鷹狩りについて調べてみましたら、400年前に徳川家康がこの岩槻にたびたび鷹狩りに訪れており、それも大変岩槻を気に入っていた様子でした。その歴史的エピソードを、本物の鷹狩り実演を通して現代の祭りとして再現しようというわけです。埼玉県本庄市には鷹狩り継承者の鷹匠も住んでいるという。こんなことから、よし引け受けてみようとなりました。行列出演者は本物の鷹匠以外はすべてさいたま市民です。一般募集ですから我も我もと応募者が相当あります。出演希望の役も男性なら将軍か殿様のほか重臣、女性は姫役が人気で希望者が殺到です。仕方なく、抽選会は「最初はグー」といったじゃんけん。それですんなり役が決まると、だれしも文句も言わずに出演するのですから立派なもんです。それもリハーサルはたった1日のみであとは本番の当日のみで、これで結構まとまるのですから不思議です。
祭り参加の情熱が主催者(岩槻区)に伝われば、市民でなくとも参加可能なのかもしれませんので、興味のある方は来年あたり申し込んでみたらいかがですか? とにかく楽しい、いい経験になるかもしれませんよ。
ちなみに岩槻は人形の里でもあるんですよ。ではね。
岩槻鷹狩り行列
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