問題と課題の違い

1月 18, 2011

本日は、ある大手企業で創造的問題解決の研修を行いました。
創造的問題解決とは、問題を的確にとらえ、
それを課題化し、課題解決のためのアイデアを創出し
具体策としてまとめあげていくことを指します。
このようなテーマの研修において、
私は以下の内容をいつも受講者の方々にお伝えしています。

「『問題』と『課題』は意味が異なる。この認識に乖離が生じると
職場での意識統一が図れず、チームワークとしての機能が低下する」

『問題』とは、基準(あるべき姿)と現状との間に生じた差、
いわゆる、手を打つべき事柄を指します。
この差が大きければ大きな問題、小さければ小さな問題として捉えられます。
一方『課題』とは、その差を埋めようとするアプローチが
具体的に成されることが決定している事柄を指します。
例えば、AとBの2つの問題があるとします。
問題Aについては、具体的な解決のアプローチが成されることになるため、
課題Aに切り換わります。一方、問題Bについては
解決のアプローチがなされないため、問題のまま残されることになります。
つまり、以下の質問に対しては、
「あなたの職場における『問題』は何ですか?」
「あなたの職場における『課題』は何ですか?」
答える内容が変わってくるということです。

しかしながら、一般的には、「問題」と「課題」の使い分けが
きちんと成されていないことが少なくないと考えます。
あなたの職場において、もし上記のような状況であれば、
使いわけをしっかりと行いましょう。

二瓶 哲

Leave a Reply